LINCオープンセミナーを開催しました。
レポート2026年3月17日投稿
【開催レポート】LINCオープンセミナー:生成AI 個人使用から組織活用へ!

2月25日、中央区文化センターにてLINCオープンセミナーが開催され、オンラインを含め141名が参加しました。今回は「生成AIの組織への導入」と「DX認定制度」をテーマに、3部構成で充実した講演が行われました。
第1部:生成AI時代の人的資本戦略(講師:小村 亮氏)

企業における生成AIの活用は「個人活用」から始まり、「組織活用」「顧客体験向上」「新規事業創出」へとステップアップしていくことが重要です。特に、属人化している「暗黙知」をデータとして整理しAIに活用させる(形式知化する)ことで、技能の継承や生産性の底上げが可能になります。これからの時代、「情報(データ)」はすべての経営資源を支える基盤となります。
第2部:生成AI活用の現在地(講師:榎 公志氏)

生成AIは「生産性を増幅する装置」です。広告のクリック率の大幅な改善や、画像・動画生成によるコンテンツ制作の高速化など、マーケティングと業務効率化を同時に実現する具体例が紹介されました。導入にあたっては完璧を求めず、補助的な用途から始めて「小さな成功体験」を積み重ねることが、現場への定着の鍵となります。
第3部:DX認定制度について(講師:大塚 真司氏)

DX認定は単なるIT導入ではなく、デジタル技術による経営変革の取り組みを国が認定する制度です。取得により、補助金や融資の優遇措置、対外的な信頼性向上といった大きなメリットがあります。兵庫県内での認定企業はまだ少なく(2026年2月時点で18社)、競合が少ない今こそ、意思決定の速い中小企業が先行して取り組む価値があります。